電子書籍って何?

書籍と言えば表紙があって、紙でできててページを指でペラペラめくって・・・というのが俗に言う書籍です。しかし世の中には「電子書籍」という新しい形の本が存在するのだ!電子書籍というのは、紙の代わりにスマホやパソコン・タブレット(ipadとか)で見ることができる本のことで、漫画・小説などはもちろん、参考書なども電子書籍として見ることができるようになってきたのです。(便利な時代ですな〜・・・おっと年がバレる)

電子書籍にはいくつかの特徴があるのでいくつか書いてみますぞ。

その1 本の置き場に困らない

全てデータ化しているので部屋を本のスペースに占有されません。ちなみに私は高校生くらいの時には部屋の本棚が全て漫画本で埋まってましたので新しい本を買うときは仕方なく処分したこともあったなぁ・・・(遠い目)

その2 劣化しない

データなので紫外線で劣化して変色したり破損したりしないので読みにくくなったりしません。友達に貸したらコーヒーのシミがあああああ! なんてことも避ける事ができるのだ(ちなみに私はそれで本が一冊読めなくなったことが・・・泣)

その3 持ち歩くとき困らない

友達との待ち合わせや病院の待ち時間の為に本を持ち歩く人もいるはず。私も暇潰し様に何冊も持ち歩いてたら重くて大変だった。こんな時もスマホの中に電子書籍としてデータが入っていればかさばらないので便利です。ノートパソコンやタブレットもスマホより軽くコンパクトとはいかないかもしれませんが、本を何十冊も持ち歩く必要がないというのは便利ですよね。(うう・・・重・・い) 海外を旅するのが趣味な友人は毎回、100冊の漫画をリュックに詰めて旅の道中で読みふけっていたようですが、電子書籍のおかげで重荷から解放されたと大喜びでした。 

その4 物理的な楽しみがなくなる

電子書籍だと本の手触り、紙の匂い、素材など本をモノとして実感することはできなくなります。実際に次のページをめくるときにあるドキドキ感も著者がページ割り等で演出を考るのですが(漫画だとページめくって見開きで迫力の絵が一面に出てくるとか)電子書籍だと自分で文字サイズを調整できる機能がある為、先にそのページが見えてしまっている場合もあったりします。著者が考えた作り手の息遣いは紙の本の方が感じるかも?

その5 紙の本の様に気軽に貸したりできない

自分が面白いと思った本を読み終わったあと 「これホント面白いから読んで見てよ!」「読んだら感想聞かせてー」 などと人に進めたことがある人もいるよね?。紙の本ならその場で貸し借りすることができるけど、電子書籍だとそうもいかない。スマホにデータが入ってたとしてそれをスマホごと人に貸すのはなかなか難しいですよね。貸したら自分で使えなくなっちゃいますし・・・。

最近だと「電子書籍貸し出しサービス」なんてサービスを行っている図書館も増えてきました。200冊くらいのデータが入ったタブレットごと貸し出しするというシステムで、1日〜7日くらいの周期で借りることが可能なようです。

主な特徴はこんな感じです。

あと本の内容がデータ化されている為、印刷・製本の必要がない為買う時に安いんじゃないか?と思ってしまう方がいるみたいです。確かに紙媒体の本より安い場合がありますが、実際調べてみるとそこまで違いがない場合が殆どで、反対に紙媒体より高い!なんて本もあります。なので電子書籍は安い!なんて書いてあるサイトもありますが、必ずそうってわけではないのです。


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